日経平均、日経225先物、ATM
日経平均株価 (日経225)|66,131.98(08/27 15:45)|-130.18|-0.20%|
日経225先物 (26年09月限)|66,150(08/28 06:00)|0|0.00%|
ATM 66,125円
市場全体 : Total GEX サマリー (単限月)
・Total Call GEX : +1,215.91 億円
・Total Put GEX : -1,312.25 億円
・Total Net GEX : -96.34 億円
コールウォール & プットウォール
コールウォール (上値抵抗) : 68,000.0 円 (Call GEX: 147.61 億円)
プットウォール (下値支持) : 65,000.0 円 (Put GEX: -206.30 億円)
プラス Net GEX 上位 (相場安定・クッション) – 単限月
1 | 68,000円 | + 147.61 億円
2 | 66,500円 | + 109.34 億円
3 | 70,000円 | + 106.35 億円
4 | 67,500円 | + 81.79 億円
5 | 65,000円 | + 60.30 億円
マイナス Net GEX 上位 (相場加速・乱高下) – 単限月
1 | 64,000円 | -128.10 億円
2 | 60,000円 | -112.78 億円
3 | 63,000円 | -101.10 億円
4 | 62,000円 | -71.37 億円
Gamma Flip(ゼロガンマ水準) [単限月]
66,414.60 円
PCR(単限月)
コール建玉残合計: 64,098
プット建玉残合計: 104,217
PCR: 1.626
ATM IV
(ATM価格: 66,125円)
対象ストライク: 66,250円
ATM コール IV: 25.90%
ATM プット IV: 25.75%
ATM IV (平均): 25.83%
限月ごとの総建玉の増減サマリー(8/26→8/27)
限月|Call|Put
当限月|+1510|+1668
次限月|+1691|+3204
建玉の増減(当限月、次限月、次々限月)
【コール建玉の大幅増加(当限月)】
66500 +538
68000 +530
【コール建玉の大幅減少(当限月)】
67500 -514
【プット建玉の大幅増加(当限月)】
55000 +728
【コール建玉の大幅増加(次限月)】
69000 +1068
【プット建玉の大幅増加(次限月)】
66000 +907
40000 +606
【コール建玉の大幅増加(次々限月)】
68000 +200
マックスペイン
64,000 円
分析・考察
日経平均株価は66,131.98円、先物は66,150円で引け、ATM(66,125円)はGamma Flip水準(66,414.60円)のわずか下方に位置しています。現在のオプション市場構造からは、上値の重さと下値の分厚い防衛力が同時に意識される一方、需給の歪みから急激な相場変動のエネルギーが蓄積されていることが読み取れます。
主要な指標と構造の歪み
- Gamma Flip水準(66,414.60円)を巡る攻防: 現在地はこのゼロガンマ水準のすぐ下に位置しています。この水準を境にディーラーのヘッジスタンスが「逆張り(ボラティリティ抑制)」から「順張り(ボラティリティ加速)」へと切り替わるため、明確に上抜けて定着できるかが、上値の壁へのトライに向けた最初の分岐点となります。
- Net GEX(-96.34億円)と極端なPCR(1.626): 全体としてマイナス圏にあり、プット・コール・レシオが1.626と非常に高水準でプット建玉(104,217枚)が圧倒しています。これほど弱気に傾いている局面では、市場参加者の過剰なヘッジが裏目に出た際の、プット売り手による買い戻しやデルタヘッジに伴う急激な踏み上げ(上方向への急加速)に警戒が必要です。
上下の壁と価格帯別の影響
- 上値のレジスタンス: 65,000円のコールウォールに加え、68,000円(+147.61億円)にプラスNet GEXの1位となる巨大なコールGEXが蓄積されており、強力な上値抵抗帯として立ちはだかります。
- 下値のサポート: 65,000円のプットウォールや67,000円付近に厚いプットGEXが集中しています。また、マックスペイン価格は64,000円に位置しており、期末に向けた収斂圧力や下値での買い支え意識が働きやすい環境です。
遠隔ポジションと期先の意図
当限月では66,500円や68,000円のコールが増加する一方、次限月ではプット66,000円や遠隔の40,000円台に大きな建玉積増しが見られます。これは大口投資家がテールリスクに対する保険を着実に買い込んでいる(あるいはプレミアム収穫を狙っている)証左であり、構造的な下値警戒感が継続していることを示しています。
次回のオプション手口や建玉の増減において、Gamma Flip水準を突破する買い戻し圧力が持ち上がるか、それともウォールに挟まれたレンジ相場が継続するか、引き続きディーラーのガンマヘッジ動向に注目が必要です。





