複数限月のトータルで計算してみました。
日経平均、先物、ATM
日経平均株価 (日経225) 65,528.09 (08/24 15:45) -488.27 -0.74%
日経225先物 (26年09月限) 65,360 (08/25 06:00) -80 -0.12%
ATM 65,375円
コール・プット建玉増減(当限月のみ)
【コール建玉の大幅増加】
74000 593
72000 317
66000 158
【コール建玉の大幅減少】
69000 -99
67000 -88
70000 -69
【プット建玉の大幅増加】
60500 645
55000 447
50000 275
【プット建玉の大幅減少】
53000 -303
45000 -206
65000 -103
市場全体 : Total GEX サマリー (3限月合算)
・Total Call GEX : +1,101.46 億円
・Total Put GEX : -1,383.42 億円
・Total Net GEX : -281.96 億円
プラス Net GEX 上位 (相場安定・クッション) – 3限月合算
67,000円 + 133.31 億円
70,000円 + 104.61 億円
67,500円 + 81.41 億円
マイナス Net GEX 上位 (相場加速・乱高下) – 3限月合算
60,000円 -227.03 億円
64,000円 -150.63 億円
63,000円 -127.53 億円
Gamma Flip(ゼロガンマ水準)3限月合算
66,209.68 円
ATM IV 当限月のみ
ATM価格: 65,375円
対象ストライク: 65,500円
ATM コール IV: 30.99%
ATM プット IV: 29.79%
ATM IV(平均): 30.39%
マックスペイン計算結果(当限月のみ)
63,500 円
プットコールレシオ(3限月合算)
コール建玉残合計: 185,631
プット建玉残合計: 313,581
PCR: 1.689
コールウォール & プットウォール (当限月のみ)
コールウォール (上値抵抗) : 67,000.0 円 (Call GEX: 133.31 億円)
プットウォール (下値支持) : 60,000.0 円 (Put GEX: -187.52 億円)
【 コールウォール 上位 (Call GEX) – 当限月のみ 】
65,000円 214.79 億円
67,000円 133.31 億円
70,000円 88.74 億円
【 プットウォール 上位 (Put GEX) – 当限月のみ 】
60,000円 -187.52 億円
65,000円 -151.78 億円
64,000円 -122.99 億円
【 現在値との位置関係 (当限月ウォール) 】
現在値(65,360円) からの距離:
・上値抵抗(コールW): 1,640 円 (上方にあり)
・下値支持(プットW): 5,360 円 (下方にあり)
コールウォール & プットウォール (3限月合算)
【 コールウォール 上位 (Call GEX) – 3限月合算 】
65,000円 214.79 億円
67,000円 133.31 億円
70,000円 104.61 億円
【 プットウォール 上位 (Put GEX) – 3限月合算 】
60,000円 -227.03 億円
65,000円 -188.95 億円
64,000円 -150.63 億円
分析・考察
主要指標のサマリーと市場環境
- 日経平均先物 現在値: 65,360円(ATM: 65,375円)
- ガンマフリップ水準 (ゼロガンマ): 66,209.68円
- マックスペイン (Max Pain): 63,500円
- プット・コール・レシオ (PCR): 1.689(プット建玉が圧倒的に多く、防衛意識や下値ヘッジが優勢)
- トータル Net GEX: -281.96億円(市場全体としてマイナスガンマ優勢)
2. 重要水準(ウォール)とプライスアクションの分析
【上値抵抗 (コールウォール)】
- 当限月コールウォール: 67,000円(Call GEX: 133.31億円)
- 分析: 現在値(65,360円)から約1,640円上方に位置しています。この67,000円には大きなコールGEXが集中しており、強力な上値抵抗として機能します。また、その手前の65,000円〜66,000円台にもコールGEXやプラスNet GEXが散在しており、上昇するにつれてマーケットメーカー(MM)のヘッジ売りが出やすいため、上値は慎重にならざるを得ない展開です。
【下値支持 (プットウォール)】
- 当限月プットウォール: 60,000円(Put GEX: -187.52億円)
- 分析: 現在値から約5,360円下方に巨大なプットウォールがあります。ただし、そこに至るまでの64,000円〜62,000円の帯域にも強力なマイナスNet GEX(-100億円〜-150億円規模)が並んでおり、下落時にはMMのヘッジ売買によるボラティリティ拡大(乱高下)が起きやすいゾーンとなっています。
3. 注目すべきリスク要因と今後のシナリオ
- ガンマフリップ水準(66,209円)の下方に位置 現在値(65,360円)は、市場の安定・不安定の分岐点であるガンマフリップ水準(約66,210円)を下回っています。この状態では、市場がマイナスガンマ領域にあるため、相場が動いた方向にMMが追随して先物を売買しやすく、価格変動(ボラティリティ)が大きくなりやすい特徴があります。
- マックスペイン(63,500円)への引力 決済に向けた理論上の着地点であるマックスペインは63,500円に位置しています。現値(65,360円)からは約1,800円下方にあり、プットの建玉残(PCR 1.689)の高さとも相まって、上値が抑えられる局面ではじわじわと下値を模索する動きに警戒が必要です。





